1928年(昭和3)5月21日、野口英世博士が西アフリカで殉職したのち、東京でも追悼会が行われ、その折りに出席した人々により「野口英世博士記念会」を設立する話がまとまりました。
記念会の最初の事業として、翌年に生家の保存と二つの記念碑を建立、そして1938年(昭和13年)には、文部大臣より財団法人の設立が許可され、その翌年の博士の命日には念願の「野口英世記念館」が開館しました。
この間、1928年、30年の二回にわたりロックフェラー医学研究所やメリー夫人から多くの博士の遺品や関係資料が送られてきました。さらに遺族を初めとするいろいろな関係者からも資料が寄せられて、これが所蔵資料の礎をなしています。
1954年(昭和29)には、福島県登録博物館の第1号となり現在に至っています。

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